2009-06-30
しつこいですが、第4弾です。今度は日常言語ではなく、数学の無矛盾性(数学は矛盾してはいけない、論理一貫性が必要だ)から考えてみます。
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−2×3
−2×2
−2×1
−2×0
−2×−1
−2×−2
−2×−3
...
...
上記のようにマイナス2にかける数を1ずつ減らしていきます。そうすると答えはどうなるでしょうか。
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−2×3=−6
−2×2=−4
−2×1=−2
−2×0=0
−2×−1=?
−2×−2=?
−2×−3=?
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答えをみればすぐにわかりますが、2ずつ増えています。つまり、かける数を1ずつ減らすと答えは2ずつ増えるということです。とすれば、
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...
−2×3=−6
−2×2=−4
−2×1=−2
−2×0=0
−2×−1=+2
−2×−2=+4
−2×−3=+6
...
...
となるざるを得ないということです。つまり矛盾なく説明するには、上記とするしかないということです。
参考図書
『数の論理』(保江邦夫)
『恥ずかしくて聞けない数学64の疑問』(仲田紀夫)
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